TFL的人間模様_vol,6
同志社大学文学部後、東京大学大学院で計量経済学を研究し卒業。
米メリルリンチ日本証券投資銀行部門で企業財務に係るアドバイザリー業務に従事。
退職後、日本発のグローバルブランドを創出するためにアパレルを創業。
世界トップの品質を誇る日本のマテリアルを使ったホームウェアブランド「Foo Tokyo」を展開。
パリコレクションに参加する東京ブランドにも参画する。
ファッション業界ではなかなか出会えない経歴の持ち主。
経歴を鼻にかけることなく人懐っこく柔和。
堅苦しくないコミュニケーションで営業力もあり。
TFL在学中に第一子を授かり幸せ一杯の30歳。
幸福度が成功の尺度となる時代がそこまできている。
社会的権威、立場や金銭的な裕福さよりも、
社会的支援、人生選択の自由、社会の寛容さなどに重きが置かれる時代になると言われている。
ちょっとした息抜き、リラックスしたショッピング体験、リラクゼーションタイムなどを楽しむ価値観、
癒しや居心地の良さを求め自宅中心のライフスタイルが広がっていく。
彼の展開するファッションビジネスはこのような未来を予見している。
在学中に阪急うめだ本店でポップアップショップも実施した。
トレンド的にもマーケットの競合環境下においても論理的破綻のないファッションビジネスであっても、デザイン性が顧客の感性にマッチしないと売れない。
だからファッションビジネスは難しく、常に新しいゲームチェンジャーが求められる。
感性やデザイン性を追求した1年間で全ての体制が整った。
いよいよ「FooTokyo」は世界ブランドになるための階段を登りはじめた。