起業を実現する!!デザイン思考を身につけよう
〜人を核としたアプローチでイノベーションを起こす!!〜
ビジネス領域でも関心が高まっている『デザイン思考(デザインシンキング)』。
しかしまだ国内では認知が広まっておらず、デザイン思考を学べる場所は少ないのが現状。
デザイン思考は、アメリカのデザインコンサルティングファームIDEO社のコンサルティングノウハウから発展し、Apple・P&G・サムソン・ノキアといった大企業が事業戦略に導入するなど、世界的に注目を集めている思考プロセスです。
今まで技術や市場を起点とした考え方でしたが、この思考プロセスだと人間が起点となった考え方なのです。デザインシンキングの有名な事例がipodの開発です。
TFLでは、この『デザイン思考』という先端の思考プロセスをカリキュラムに取り入れております!
教えてくださるのは、海外で有名なデザインコンサルファームでディレクターを勤めている北澤順子氏。
北澤順子:アメリカ『ziba』での勤務経て、現在スペインに拠点を置くデザインコンサルファーム『mormedi』でディレクター、ダイアログジャパン株式会社の代表取締役を務める。
この授業では、デザイン思考のメソッドに基いて課題抽出や本質的な問題を探り問題解決をするためのワークショップを行いました。
ユーザーの行動をじっくり観察してみよう!
実際どのようなワークショップを行うのでしょうか??
先生が用意したものは、
・クロワッサン
・模造紙
・付箋
の3つ。
クロワッサン?!
そうです!!
今回は、クロワッサンを食べる際の問題点を抽出し、その問題点を解消できるアイデアを創造します。
その名も『クロワッサントライアル』!!
一人一人クロワッサンを食べてもらい、その行動を周りは観察します。
そこで気づいた行動をなんでもいいので1件につき1枚の付箋にメモしていき、どんどん書き溜めていきました。
中には言葉ではなく直感的に絵で記す人も。これはとてもいい表現手段なのだとか。
全員の行動が終わったら、書き出した行動を口に出して模造紙へ貼っていきます。
どんどんでる行動への気づき。
本題とは逸れますが、自分では気づかぬ発見も他人の指摘よりあり、思わず笑ってしまう一幕も。
みんなの行動から見えたこと。例えば、
・ 手で口を隠しながら食べる行為→クロワッサンを食べる際にボロボロ落ちるのを防いだり口が汚れるため
・クロワッサンぺちゃんこにして食べる→ボロボロ落とさないため
etc…
結果このワークショップで皆さん、自由な発言・ディスカッションをすることができ、失敗や先入観にとらわれない、クリエイティブな自分になるためのマインドシフトを身につけることができました。