MODALAVA:CEO桂氏による“インフルエンサーマーケティング”
インスタを活用してファッションビジネスを始めることを考える
エシカル・2次流通をテーマにしたファッションスタートアップのMODALAVA(株)の代表桂講師の授業から「1から始めるインスタ」の授業を紹介します。
特に、インスタを使って情報発信して始めるECビジネスなどを構想している方は参考にしてください。
現在ツイッターに次いで利用者の多いインスタグラムはリリース当初「まさかここまでメジャーになる」とは思っていない人が多かったとのこと。
しかし、画像を使ったコミュニケーションは「ファッション業界」ではなくてはならないメディアです。
ここ4〜5年で「インスタグラマー」や「インフルエンサー」という言葉が一般的になり、社会的に影響力を持ち始める一般の方も増えてきました。
「ヒト」を媒体にし、「モノ」への価値づけがキーコンセプトであるMODALAVA 桂講師も、“#ootd専属古着買取クラブ(B向け)”や “open closet (C向け)”など、インスタグラムやインフルエンサーを活用した、ファッション分野の2次流通を促進するサービスを提案しています。
感覚でわかっていても明確なルールやポイントはあやふやな部分も多々あるSNSの運用。
そのようなモヤモヤを解消すべく、「ヒト」に着目しインスタ活用でビジネスを立上げた桂氏に、今後ファッションビジネスを始めるTFL受講生に向けてインスタの活用方法の基本を指導いただきました!
■日本国内のインスタグラムの利用者
20代40%以上(!)40代でも1/4が利用している。
男女比は4:6。以外に男子も使っている!!
■ユーザーはインスタグラムを閲覧する導線
アプリファーストビュー
→投稿コンテンツ(写真/storiesなど)
→投稿コンテンツ(文章)
→プロフィール
→投稿コンテンツ一覧
→フォローに値するかを決定
■「○○と言えば私です」と言い切れるコンセプトを立てる
この「○○」を具体化するために以下の目的を明文化。
・インスタを運用する目的は?
・どんな人に見て欲しい?
・伝えたいメッセージは?
・どんなタイミングで、どんな気持ちで見て欲しい?
■トンマナを揃える
「トンマナ」=「トーン&マナー」の略
広告におけるデザイン(色・フォント・レイアウト・世界観・イメージなど)の一貫性を持たせること。
そのためにも「ペルソナ」を作成することが重要!
※「ペルソナ」とは?
商品・サービスを利用する顧客の中で最も重要な人物モデルのこと。この顧客像には、氏名や年齢、居住地、職業、年齢、価値観やライフスタイル、身体的特徴までのかなり細かい情報が盛り込む。
■実は重要「プロフィールページ」
このページを見て「フォローするかどうか」が決まります。
コンセプトに沿ったページにします。
生き生きとした笑顔の写真。ペルソナに響く世界観をstoriesのアーカイブを並べること。絵文字の配置で完結な文章。ビジネスに活用するならリンク先のアドレスをどこにするか?・・・
■ハッシュタグは最大60個設定
利用するハッシュタグを60個設定します。
公式では30個までしか設定できませんが、コメントで別途投稿するとそれに追加して30個つけられます。
ハッシュタグ検索サイト(ハシュレコなど)などから候補となるワードをピックアップして固定で投稿するハッシュタグを決定。
オリジナルやキャンペーンで使用するハッシュタグも10〜15個決定。
■KPIを決める
KPI=key performance indicator の略。重要業績評価指標のこと。目標に向かっていくプロセスの越えるべき数値目標。
フォロワー数は地道にやると500件/月が目標。
フォロワー数の10%を「いいね」の獲得目標にする。
■画像加工・動画作成アプリを活用する
画像加工=Snapseed/VSCO/Mixooなど
動画加工=VivaVideo/CuteCutなど
以上がインスタをファッションビジネスに活用するための、基本になります。皆さんも改めて自分のインスタを確認しセルフブランディングしてみてはいかがでしょうか?