東京ファッションテクノロジーラボが、ベルエポック美容専門学校と教育提携。東京の美容・ファッション専門学校で初めて「3Dモデリスト」育成を開始。
ファッションテック専門スクール「東京ファッションテクノロジーラボ(略称:TFL)」(代表 市川雄司 所在地:東京都渋谷区神宮前)は、「ベルエポック美容専門学校」を運営する学校法人東京滋慶学園(理事長:中村道雄 所在地:東京都渋谷区神宮前)と教育提携をし、東京地区の専門学校で初めて2021年4月よりファッション業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)につながる職種「3Dモデリスト」の育成を始めます。
■「3Dモデリスト」とは
「3Dモデリスト」とは従来2Dのパターン(型紙)を元に、PC内で3Dモデルと連動して立体の形状に仕上げる技術を持つクリエイターのことを指します。高度なスキルを持つ「3Dモデリスト」が作成する、現物サンプルと遜色ない3DCGによって、デザイン案~量産決定までの検討期間の短縮、スムーズな合意形成、サンプル経費の削減、緻密な3DCGを活用した先行受注による需要予測、ECサイト販売のささげ経費削減、といったことが実現できます。
また、3Dモデリング技術を活用したバーチャルスタイリングによる顧客提案など、店頭販売においても新しい手法の開発が可能になります。
■既存専門学校における「3Dモデリスト」教育の現状
「3Dモデリスト」はファッション産業のDXにつながる重要な職種として注目されています。しかし、高度なオペレーションスキルを必要とする3Dモデリング・ソフトの教育提供をできる講師が少ないことや、ファッション以外のCGや映像領域の教育ノウハウが必要なため、既存の専門学校では特定ソフトのオペレーション授業提供にとどまっており、現在当該の専門カリキュラムを提供しているのはTFLのみという状況です。その結果、増加する業界ニーズに対して対応可能な人材供給が圧倒的に不足しています。
■TFLの教育連携が生み出す価値
TFLは創立の2017年以来、ファッションとテクノロジー、CG、映像など複数領域の教育を提供してきました。また学内には研究会(AI・バーチャルファッション・デジタルツイン研究会など)をもち、新しい技術やノウハウの産業活用を研究しています。今回の教育連携で、ファッション・ビューティー業界の「入口」として基礎教育を担ってきたベルエポック専門学校の教育カリキュラムにTFLの持つ複数のテクノロジー領域の教育ノウハウを融合することで、今後増大する3Dモデリストへの人材ニーズに対応し、次代のクリエイターを育成していきます。
■TFLが提供可能な授業以外のメリット
TFLは、グループ会社に3DCG制作会社(株)FMBを持っています。FMBの主要取引先は、アパレルや専門商社です。このアパレル企業と3DCG制作の産学共同プロジェクトをリモートで実施する取り組みや、提携するベルエポック美容専門学校の体験入学や卒業作品展示会などもバーチャルで実施することが可能になります。
■「ファッション3Dモデリスト検定」資格認定への対応
TFLグループの一般社団法人ファッションデザインエンジニアリング協会では、今後「ファッション3Dモデリスト検定」を実施予定です。この資格を取得することにより、3Dモデリストとしてのスキル評価が客観的に可視化され、専門スキル人材としての価値を高め、キャリアアップしていくことができます。
■グローバル観点で見た広がり・様々な可能性・働き方改革
現在、国内のファッション業界においては、国内アパレルの衰退、生産機能の海外流出に伴いクリエイター就職が困難な状況に陥っています。一方グローバルで見た衣料品需要は、世界人口の増加や開発途上国の経済発展とともに増加が見込まれており、急成長産業とも言われています。
デジタル技術を活用するクリエイターである3Dモデリストは、リモートで場所を問わず仕事のできる新しい職種になり、世界中から仕事を請けられる可能性を秘めた職種でもあります。
TFLでは、業界を越え、国境を越え、世界に広く目を向けることが可能なこの職種を一例に、ファッション・ビューティー業界を目指す若者を増やし、業界の活性化に寄与していきます。
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