『この服が買いたい!』と思わせる見せ方とは?!スタイリング&撮影実践

プロモーションに欠かせない『魅力的なヴィジュアル』をつくる!

 

ファッション業界のPRやメディア系での就職・転職を目指すコースで、撮影実習前のスタイリング授業が実施されました。

 

このコースでは、<メディア媒体に向けたPR>を企画中。
・どのメディアに何をPRするのか
・MEN’SかLADY’Sか
・雑誌ならどの雑誌か
・どこに向けて何をPRしたいのか、
それによって撮影するモノ・場所も変化します。
また、WEBと雑誌の違いやメリット・デメリットも考えて媒体を選ばなければなりません。

 

この企画で必要となる撮影実習が今後行われるため、今回はその際に必要となる“スタイリングスキル”“洋服の扱い方”そして一番気になる“効果的な洋服の見せ方”など、プレスPR企業を目指す人材として必要となる知識・スキルをスタイリスト・高田いづみ氏より伝授していただきました!

 

 

まずは洋服のアイロンのかけ方から。
現場でアイロンをかける際には、スチームアイロンが使用されます。
洋服をハンガーにかけたまま手早くシワを取ることができるのです。

 

また、シャツなどに多いシワが取れにくいアイテムにアイロンをかける際には、コレ!!

 

 

100均で売っているア便利アイテム・アイロングローブも登場しました♪
(筆者も衣装の現場で仕事をしていたので、うなづけるアドバイスがたくさん!)

 

 

また撮影用のアイテムはブランドからリースしているものがほとんど。
借りた綺麗な状態で返却をするため、靴裏にはビニールテープで汚れを防御っ!底張りを施します。
汚れてしまうと、買取になってしまいます!(>_<)

 

人と洋服の『見せ方』を知る。

サァ!ついに実践編!
事前に持ってきたアイテムを各々コーディネイトし、衣装チェンジ!!
お互いに担当スタイリストになった程で、衣装チェックをし、いざ撮影へ!

 

 

1度、撮影された画像を確認してみると・・・
『どこをもっと見せたいか』
『どこをキレイに整えたら良くなるか』
『小物の角度』
『リボンの結び方』
などなど、直すべきところがどんどん出てきました。

 

 

そこでお直しをしようと撮影を中断してモデル役の受講生のそばへ寄ろうとしたら、
『撮影の合間に衣装直したい部分があったら”入りまーす!”って大声でカメラさんに言いながら入るのよ!じゃないとカメラ止まらないし、その時にお尻が写っちゃうからねっ。私も初めの頃はよくお尻写しちゃったわっ♪』
とお茶目なエピソードを交えつつアドバイスをくださるいづみ先生。^^

 

 

 

パンツのロールアップ具合い、スタイル良く見せるためにどこを出してどこを絞ったらいいかetc
受講生達も遠くから見て、またカメラで撮影されたスタイル全体を確認して『入りまーす!』と魅力的なスタイリングにするために直しを施しました。

 

そして、この日にできたスタイルがコチラ!!

 

 

 

左から衣装直していないもの→直したもの。
になります!

 

ポーズも先生のアドバイスをすぐに実践し、素敵なスタイリングが出来上がりました!!^^
同じスタイリングなのにも関わらず、入念な直しと魅せるべき部分を強調したおかげでかなりスッキリとし、垢抜けましたね!驚きです!!
このようなヴィジュアルを使用するECのSHOPだったら、購買意欲もだいぶ変わりますよね!

 

『直し』って大事。
皆さんこのことを身を以て実感したスタイリングの授業でございました。
2月に実施される撮影実習が楽しみですね!
またレポートしたいと思います♪♪